PROSZET

03-6811-6651(平日10:00〜18:00)

iPaaSとは?業務の自動化に革新をもたらす製品や事例を紹介

iPaaSとは?iPaaSが求められる背景は?

皆様は「iPaaS」という言葉をご存知でしょうか。正式に記述すると「Integration Platform as a Service」となり、Integrationという「統合」、「統一」というキーワードが入っているように、複数のクラウドアプリケーションや業務システムを統合するサービスです。そしてこの統合する仕組み、つまりサービスやシステム間の連携については、システム開発レベルの品質で実現することができます。詳細については後ほど解説しますが、たとえばiPaaSを利用すれば、次のような場面で効果を発揮します。クラウドサービスを利用している業務を自動化しているが、ある日突然クラウドサービスの画面デザインが変更された場合です。一般的なRPA製品による自動化は、PCのデスクトップ上に表示される操作ボタンや入力項目などを画像として認識しているため、画面のデザイン変更や新機能の追加などが行われると、RPAロボットは変更に追随することができません。
現在多くの企業のテレワーク実施に伴うクラウドシフトが進む中、この問題は今後のRPAによる業務の自動化に、大きな壁となって立ちはだかることでしょう。
今回はこのような問題により「RPA導入後に期待したほどの自動化ができない」「RPA運用にともなうロボット管理が業務負担となっている」など、RPAのみで業務を自動化した場合に生じる課題や、それに対する解決の切り札として、iPaaSソリューションをご紹介します。RPAによる業務自動化や効率化に課題を抱えている担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

APIエコノミー・iPaaSとは?RPA導入企業の課題解決方法への道筋について

RPA導入時には想定していなかった、クラウドサービス側のエンハンスの影響による、ロボットの監視やメンテナンスなどの管理工数の増加や、イントラ内にある社内システムにおいて大量のデータ処理に時間がかかり、期待していたほどの作業時間の削減効果が得られない、などの問題に直面されている方もいるのではないでしょうか。このような問題に対してはRPAに固執するのではなく、RPA以外の自動化手段も選択肢に加え、適材適所で自動化を実現することが望ましいと言えます。
自動化の手法としてRPAのようにPCのデスクトップ上で人が行なう操作を模倣するのではなく、クラウドサービスや業務システムとの連携にAPIを利用します。
APIとは「Application Programming Interface」の略で、あるソフトウェアやサービスの機能を呼び出して利用したり、情報をやりとりしたりする仕組みです。そして、その仕組みを利用してクラウドアプリケーション間およびクラウドサービスと企業システム(オンプレミス)間の統合環境を構築し、展開するためのプラットフォームがiPaaSです。
たとえば特定の条件に合った顧客を抽出し、その顧客リストに対して定期的にメールを送信する作業は、RPAだけでもできるでしょう。しかし送信に使用しているメールアプリの画面仕様が変更になった場合は、RPAロボットのシナリオを変更された画面に合わせて修正しなければ、正しく動かなくなってしまいます。もしメールアプリのAPIが提供されているのであれば、iPaaSを利用することで、画面仕様変更時の影響を受けてロボットが停止するようなことがなくなります。さらにAPIを利用した連携は、PCのデスクトップを経由せずに内部的にデータのやり取りが行われるため、RPAに比べても処理速度が圧倒的に速いこともメリットです。
ちなみに、自社システムのAPIを公開することで、他社がそれを利用しさらなるビジネスへ広がっていく商圏をAPIエコノミーと言います。身近な事例としては、企業や飲食店などのウェブページに所在地を地図上に表示する際に利用されている「Google Maps API」が代表的です。同APIを使用することで、自前で地図を用意しなくても、所在地を正確に伝えられるだけでなく、Google Mapの機能を利用して、最寄り駅からの道のりや周辺情報まで表示させることができます。
このような仕組みを業務システムに利用することで、業務の自動化や生産性向上への取り組みについて、より一層スピード感を持って推進できるようになります。

iPaaSの活用が進んでいる欧米企業

iPaaSによる業務の自動化を解説する前に、日本ではあまり知られていないiPaaSですが、比較的利用が進んでいる欧米の企業ではどのようなシステムに適用しているのでしょう。いくつかのシステムをピックアップして、RPAとのすみ分けも含め日本企業と比べてみたいと思います。

まずは日本企業がRPAを適用することが多いシステムは以下になります。

  • レガシーシステム
  • Excel連携
  • ERPシステム
  • クラウドアプリケーション

その他の導入事例