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【2023年】初めてRPAを検討する方向け!おすすめのツール5選

目次

業務の自動化・最適化を進める企業にとって多く利用されているのが「RPA」です。

RPA(Robotic Process Automation)は、ビジネスプロセスを自動化するためのテクノロジーです。
RPA ツールは、人間が実行するタスクをコンピュータプログラムによって自動化するために使用されます。これにより、手動で実行されるタスクを効率的かつ正確に実行することができます。

RPAツールは複数あり、比較サイトを見ても中々判断するのは難しいです。

 今回は「初めて導入する方」に特化して、おすすめのツールを5選紹介します。 

 

RPAはどんな種類がある?

RPA ツールは、様々な種類があります。一般的な RPA ツールには、以下のようなものがあります。

RPAツールの種類
  1. ワークフロー管理ツール:ワークフローを管理するためのツールで、タスクを実行する順序や手順を定義します。
  2. データ入力ツール:データを入力するためのツールで、Excel や CSV ファイルなどからデータを取り込んでデータベースやアプリケーションに入力します。
  3. データ出力ツール:データを出力するためのツールで、データベースやアプリケーションからデータを取り出して Excel や CSV ファイルなどに出力します。
  4. データ変換ツール:データを変換するためのツールで、データを別の形式に変換します。 テスト自動化ツール:テストを自動化するためのツールで、アプリケーションやサービスのテストを自動化します。
  5. モニタリングツール:ビジネスプロセスをモニタリングするためのツールで、プロセスの進行状況や問題点を把握します。

その他にも、文書処理や電子メール処理を自動化するツールや、Web ページをスクレイピングするためのツールなどがあります。

RPA ツールは、効率的かつ正確にビジネスプロセスを自動化することで、企業の生産性を向上させることができます。
また、重複するタスクを自動化することで、人間がより高度なタスクに集中することができるため、品質の向上やイノベーションの推進に役立ちます。

 

RPAツールを選ぶ際の注意点

RPA ツールを選ぶ際には、次のような点を考慮することが重要です。

ビジネスニーズに合ったツールを選ぶ

まずは、自動化したいビジネスプロセスを明確にし、そのプロセスに合った RPA ツールを選ぶことが重要です。

例えば、データ入力タスクを自動化したい場合は、データ入力ツールが適しているでしょう。

 

スケーラビリティを考慮する

RPA ツールは、将来的にビジネス規模が拡大することを想定して選ぶことが重要です。

スケーラビリティが高いツールは、将来的にビジネス規模が拡大しても対応できるでしょう。

 

インテグレーションを考慮する

RPA ツールは、他のシステムやアプリケーションと連携することが多いです。

そのため、選ぶ RPA ツールが、他のシステムやアプリケーションとの統合が容易であることを確認することが重要です。

 

価格とサポートを考慮する

RPA ツールの価格は、機能やスケールによって異なります。

また、サポートも異なるため、必要な機能やスケール、サポートを考慮して、適切な RPA ツールを選ぶことが重要です。

 

デモや評価版を利用する RPA ツールを選ぶ前に、デモや評価版を利用して、実際に使用してみることで、そのツールが自分のニーズに合っているかを確認することができます。

 

RPAツールの利用環境

RPA ツールには、サーバー型、デスクトップ型、クラウド型の 3 種類があります。

サーバー型

サーバー上で動作するタイプです。このタイプのツールは、クラウドやオンプレミスのサーバー上で動作し、複数のクライアントからアクセスできるようになっています。

サーバー型 RPA ツールは、大規模な組織で使用されることが多く、スケーラビリティが高く、セキュリティも強化されていることが特徴です。

 

デスクトップ型

単一の PC にインストールされるタイプです。このタイプのツールは、個人用の PC や小規模な組織で使用されることが多く、スケーラビリティが低く、セキュリティも弱いことが特徴です。

 

クラウド型 RPA

クラウド上で動作するタイプです。このタイプのツールは、クラウドプロバイダが提供するインフラストラクチャ上で動作し、複数のクライアントからアクセスできるようになっています。

クラウド型 RPA ツールは、スケーラビリティが高く、セキュリティも強化されていることが特徴です。

 

どちらのタイプを選ぶかは、使用する組織の規模やニーズによって異なります。大規模な組織では、サーバー型やクラウド型 RPA ツールが適しているかもしれませんが、小規模な組織では、デスクトップ型 RPA ツールが適しているかもしれません。

 

【初めての方向け】おすすめのRPAをツール5選

初めてRPAを導入する方が重要視する下記のポイントをベースにおすすめのツールを5つ紹介かします

ツール選定の基準

・価格

▶ 個人事業主や年間売上1,000万円以下の企業でも利用可能なツール

・簡単操作(使い勝手)

▶ 初心者でも利用できるわかりやすいUI/UX

・内製化

▶ 専門家を必要としない、またはサポートが充実している

・汎用性

▶ 機能に制限がなく、あらゆる業務を自動化できる

 

WinActor

NTTグループで開発・利用された日本でも最も導入事例の多く、その数7,000社を超えるRPAツール「WinActor」。

中小企業から大手企業まで利用されており、汎用性が非常に高く様々な業務を自動化するのに適しています。

 

特徴まとめ
  1. WordやExcelなどのアプリケーションや、Webブラウザ、基幹システムなどのWindows上で操作可能なさまざまなソフトに幅広く対応し、定型業務の自動化を実現。
  2. 国産ツールなので、日本語マニュアルやコミュニティが充実。販売代理店も多く、導入に困った時に頼れるサポート企業が多くいるのも特徴。
  3. 60日間の無料トライアルもあり、使いやすさから導入を決める企業が多く、人気のRPAツール。

 

ipaSロボ

ipaSロボは、株式会社デリバリーコンサルティングが提供するRPAです。

RPA導入する際にはスクリプト作成(自動化する業務を制作)に時間がかかりますが、これを簡単操作により短時間で作れるので、導入までの時間を短縮できます。

 

特徴まとめ
  1. 端末1台から始められるデスクトップ型
  2. 初期費用ゼロ円で気軽に始められる
  3. ipasロボマネージャでスクリプトを一元管理できる

 

RoboTANGO

RoboTANGO(ロボタンゴ)はスターティアレイズ株式会社が提供するオンプレミス型のRPAツールです。

フローティングライセンスが標準搭載されているため、1人の担当者に依存することなく、複数人で利用できるのが特徴です。

 

特徴まとめ
  1. 1ライセンスで最大5台のパソコンにインストールが可能
  2. 録画機能活用で、簡単にRPAのシステムを構築できる
  3. UI/UXがわかりやすく、初めての方にも使いやすい

 

Robo-Pat

Robo-Pat DXは、株式会社FCEプロセス&テクノロジーが提供するRPAです。
導入実績は700社を突破し、導入前から運用まで幅広いサポートを無料で受けることができるのが特徴です。

 

特徴まとめ
  1. ロボパットDX活用に必要なサポートがすべて無料
  2. 使いやすさにこだわった最新機能搭載
  3. 現場部門の誰でも簡単に利用できるノンプログラミング設計
SynchRoid

リリース一年で600社以上の企業に導入されたSynchRoidは「BizRobo!」をベースに開発されたRPA製品です。ソフトバンク社が提供するRPAツールで、業務ノウハウが豊富で現場目線で使えることが特徴です。

特徴まとめ
  1. 30日間の無料トライアル ライトパック」と「ベーシックパック」の2つの契約体系
  2. 機能ごとにロボットパーツのダウンロードもできる
  3. 逆引き辞典を無制限で利用することができる
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